離断性骨軟骨炎の症状と原因を知って、治療に役立てよう!

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発育期に激しいスポーツをすることで、軟骨が剥がれ落ちてしまうことがあります。

これを離断性骨軟骨炎といいます。

軟骨から剥がれ落ちた骨片が、関節の中をチョロチョロと動き回ると、非常に激しい痛みが出てきます。(この症状を関節ねずみといいます。)

 

離断性骨軟骨炎の症状

スポーツなどのケガや事故によって、膝の動きが重くなったり、曲げ伸ばしができにくなったりしたときは、離断性骨軟骨炎を疑います。

・関節のなかに何か引っかかるような感覚がある(関節ねずみ

・膝のなかに水がたまっていて、熱感を持っている(関節水腫

・膝を動かしたときに、急にガクッと膝が崩れる(脱臼するような感覚)

・膝が急に伸ばせなくなってロックされてしまう(ロッキング現象)

ほかにも、膝に力が入らない感覚があったり、膝のなかにモヤッとした不快な感触が残ることもあります。

離断性骨軟骨炎になっているときは、軟骨が剥がれ落ちて、滑膜が炎症を起こすため、膝に水がたまる場合がほとんどです。

 

離断性骨軟骨炎は何が原因で起きるのか?

離断性骨軟骨炎が起きるいちばん大きな原因は、度重なる膝関節への衝撃です。

何度も何度も、膝に衝撃が加わると、やがて軟骨組織が衝撃に耐えられなくなって壊死してしまいます。

壊死した軟骨はもろくなって関節から剥がれ落ちてしまいます。

離断性骨軟骨炎は成長期にもっとも多く、とくに10歳~20歳前半の若年の男性に多発します。

若年の男性は、女性の2倍以上、離断性骨軟骨炎になりやすいと言われています。

考えられる原因としては、まだ関節軟骨が充分に発育しきっていないなかで、激しいスポーツで膝に大きな衝撃が加わったり、急激な筋肉の発達によって、関節に許容範囲を超えた負荷がかかってしまうためです。

バスケットボールやバレーボールなどのジャンプを多用するスポーツでは、とくに離断性骨軟骨炎が起きる可能性が高くなります。

バスケットボールやサッカーの場合は、急激なダッシュからのストップや、相手をかわすフェイントなどで膝が捻られ、更に軟骨へのダメージが大きくなります。

離断性骨軟骨炎は、若年の男性だけでなく、発育期の赤ちゃんや、骨粗しょう症の高齢者の人にも起きる可能性があります。

 

離断性骨軟骨炎の診断はどのように行われるか?

離断性骨軟骨炎の診断は、整形外科医院でエックス線検査をしたり、MRI検査をすることで特定します。

離断性骨軟骨炎になっているのに、レントゲンをとっても骨に異常が見られることがなく、発見が遅れてしまうことがあります。

膝に水がたっまていたり、膝崩れなどが起きている場合は、お医者さんに自分の膝の状態を伝えて、大きな病院でMRIなどを撮ってもらったほうがいいでしょう。

小さな整形外科医院やクリックでは、満足のいく診断が行われない可能性が充分にあります。

セカンドオピニオンやインフォームドコンセントなどを充分に活用して、納得のいく診断と治療を受けるようにしましょう。

 

離断性骨軟骨炎の治療は手術しかないのか?

離断性骨軟骨炎になったら、多くの場合、剥離した骨のかけらを取り除くための手術をおこないます。

ですが、できることなら手術はしたくないですよね。

もし、初期の段階ではやくに離断性骨軟骨炎の診断がされていて、関節の引っかかり(ロッキング現象)や、関節水腫がなければ、サポーターで膝を固定して保存療法を選択することもあります。

ただし、骨が再生して引っ付く可能性が高いのは成長期であって、成人した人の場合は再生することが難しくなります。

また、成長期であっても、膝が曲げ伸ばし出来なくなっていたり、膝が大きく腫れている場合は、関節鏡を使って骨のかけらを取り除く手術を実施します。

関節鏡手術のメリットは、手術跡が小さくて済むことと、手術後の痛みも少なく、比較的早くにリハビリテーションを実施できることなどが挙げられます。

関節鏡手術では遊離した関節軟骨のかけらを除去するだけでなく、すり減って傷の入った軟骨くをキレイに掃除して、関節面を滑らかにすることもあります。

 

手術後の注意点

関節鏡をつかって遊離体を取り除いたあとは、医師の指示に基づいてリハビリテーションを実施します。

離断性骨軟骨炎は膝関節を使いすぎたことによって起こるので、できるだけ膝を休ませる必要があります。

まずは、関節への負担を減らすために衝撃を与えないこと、膝を捻ったりしないことが大切です。

だからといって、ずっと安静にしておくと筋力も衰えて関節が弱くなってしまうので、健康的な膝を取り戻すために医師や理学療法士の指示に従って、リハビリテーションを積極的に取り入れていくようにしましょう。

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