突然、膝が曲がらなくなったときに考えられる症状と応急処置の仕方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

膝が曲がらなくなったときに考えられる症状で特に疑うべきは半月板が膝関節のなかで損傷しているケースです。

半月板損傷はスポーツだけでなく、膝をついたときや、階段を降りたときにも充分に傷める可能性があります。

とくに立ちっぱなしで長時間仕事をしている人は、脚に血液が溜まりやすく筋肉も緊張しやすいので膝関節に負担がかかりやすい状態です。

疲労が積み重なった状態で、膝関節の中に挟み込む力(せん断力)が加わると半月板が引きちぎれ膝が曲がらなくなります。

この膝が曲がらなくなる現象のことを、ロッキング現象というのですが、急に膝関節が曲げ伸ばしできなくなると大変に厄介です。

今回は突然、膝が曲がらなくなったときに、「半月板損傷を悪化させない応急処置の仕方」について詳しく解説させて頂きます。

この記事を最後まで読んでいただくことで、半月板損傷による膝へのダメージを最小限に抑え、早期復帰しやすくなることをお約束します。

膝が曲がらなくなったときは無理に曲げてはいけない

膝が突然まがらなくなると、痛みを堪えてでも無理に膝を曲げて治そうとする人がいます。

ですが、膝を無理に力ずくで曲げようとする行為は絶対にやってはいけません。

無理に曲げることで、関節のなかで引っかかっている半月板が更に引きちぎれる可能性があるからです。

半月板の損傷場所が広がってしまうと、それこそ血液が通っていない部分は自然治癒で治ることはありません。

ダメージが大きくなれば、手術で傷んだ半月板を切除したり、糸で縫い合わせる必要も出てきます。

もし、無理に膝を曲げようとしなければ手術もせずに早くに自然治癒で治っていく可能性も充分にあると言っていいでしょう。

ですから、膝が突然曲がらなくなったときは、焦らずにいちばん膝に痛みのでない角度を見つけて安静にすることが大切です。

膝が曲がらなくなったときは、とにかく安静にして膝を冷やす

膝が曲がらなくなって関節の動きが制限されていると、膝の関節のなかで炎症が起きます。

炎症がおきると膝の関節を包み込んでいる滑膜という組織から炎症を和らげるための関節液が分泌されます。

関節液が分泌されるのは悪いことではありません。

ただし、免疫システムが過度に働きすぎて大量の関節液が出てくると、膝が腫れます。

膝の中に水がたまると関節の曲げ伸ばしが、さらに悪くなって、重だるくて気持ちの悪い痛みを感じるようになります。

関節液は膝の炎症を抑えるための冷却水の役割を果たしてくれるため必要な機能です。

とはいえ、あまりにも多くの関節液が分泌されると、怪我の治りが遅くなるため、氷で冷やすことが大切です。

膝を正しく冷やすことによって期待できる具体的な効果

膝が曲がらなくなっても、焦らずに膝周りの関節を氷で冷やすことで徐々に膝の腫れが治っていき、関節の動きの制限が改善することが充分に期待できます。

膝関節を氷で冷やすアイシングを行うときに大切なのが、冷やし方と冷却時間です。

とくに効果の期待できるアイシングは、氷と水を使って炎症部位を30分ちかく冷やす方法です。

急性的な炎症が起きているときは、とにかくできるだけ早くに熱を取り除いて膝の腫れを抑えることが早期復帰の鍵となります。

冷却と圧迫を繰り返しながら、患部を安静にさせることは、急性期の炎症を早くに解消させるうえでは必須過程です。

応急処置の基本は安静(R)・冷却(i)・圧迫(c)・挙上(e)のライス処置

患部の炎症を効率よく取り除くには、アイシングで患部の炎症を抑えて、圧迫で毛細血管の内出血を拡がらないようにすることが重要です。

そのなかでも、基本となる考えにライス処置というものがあります。

ライス処置とは、安静・冷却・圧迫・挙上を複合的に取り込むことで怪我の治りを早める応急処置のことを言います。

多くの人はアイシングは熱をなくして冷却するためだけの簡易的な応急処置と解釈していることがほとんどです。

ですが、アイシングを突き詰めると非常に奥深く、うまく活用すれば爆発的な治癒効果が期待できます。

アイシングには代謝レベルを低くして毛細血管の内出血を抑え、ほかの組織に出血が広がらない役目があります。

また、氷が水に溶ける0度の状態が鎮痛作用があることもわかっていて、氷点下で冷やす保冷材とは比較にならないほどの効果があるとされています。

実際にプロスポーツの世界では、アスリートの回復を早めるためにアイシングを積極的に取り入れています。

例えばブラジル代表のサッカー選手は試合後に氷だらけの水風呂に浸かって、全身の筋肉に蓄積された乳酸などの疲労物質を速やかに取り除いています。

冷却療法では怪我をした選手の膝に長時間アイシングを行い、痛覚が麻痺した状態で関節の動きを拡大させていくクライオセラピーも有名です。

膝のアイシング後は早急に整形外科の受診を

膝が曲がらなくなった場合は、たとえ応急処置で膝の曲げ伸ばしが改善したとしても、膝内部の状況を確認しておくことが大切です。

膝の関節のなかの状況がどうなっているのかを確認するには、レントゲンやMRIが役に立ちます。

とくに膝が曲がらなくなったときは、膝の関節内で半月板が引っかかっている可能性があるので、MRIを撮って半月板の状態を確認しておくと安心です。

よく聞く話が半月板を損傷しているのにレントゲン撮影だけで済ませてしまい、結果的に膝に無理な力がかかってしまって症状が悪化するパターンです。

街の小さな整形外科やクリニックではMRI撮影ができる場所は限られています。

なので、膝が曲がらなくなるような症状が出たときは、お医者さんにしっかりと説明するようにしてください。

MRI撮影ができない医療機関の場合は紹介状を書いてもらって大きな病院でMRI撮影をして膝の状態を確認しておきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

▶ブログ運営者[愛飲サプリ ]

▶ブログ運営者[愛飲サプリ ]

コメントを残す

*