関節水腫(関節水症)の症状と対処の仕方について

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関節水腫の症状と対処の仕方について

膝の痛みを誘発させる大きな要因のなかに、関節水腫(関節水症)があります。関節水腫(関節水症)とは簡単にいうと、膝に水が溜まることです。ここでは関節水腫(関節水症)が起きるメカニズムと、関節水腫に対しての対策方法をご紹介します。

 

◆関節水腫になったら、こんな症状がでます

・膝が腫れて、大丈夫なほうの膝と比べて大きさが違う
・膝が重だるくなっていて、膝が突っ張った感じがする
・膝のお皿の形がハッキリとせずに、ブヨブヨしている
・膝全体が熱を持っていて、発赤が確認できる

上記のような症状が出ている場合は、関節水腫になっているとみていいでしょう。

 

◆関節水腫になる(膝に水が溜まる)原因

関節水腫になる原因は、軟骨がすり減ることによって滑膜が炎症を起こすからです。

滑膜に炎症が起きると、サイトカインなどの炎症物質を含む関節液(滑液)が過剰に分泌されます。

関節液(滑液)が必要以上に分泌されてしまうと、膝に水が溜まった状態になります。

関節液は正常な状態であれば、1~3ml程度しか分泌されません。ですが炎症が強いと20~30ml、あるいはそれ以上にもっと増えます。

関節液が過剰分泌されてしまうと、膝の張った感じや、曲げにくさが顕著に現れます。

また、膝関節の周囲の神経が関節液に圧迫されて痛みが増したりします。関節を包み込んでいる袋(関節包)が関節液が増えすぎたことによる圧迫で固くなってしまうと、さらに膝の動きが悪くなります。

 

◆関節水腫への対処方法

関節液が増えても少量であれば、自然に吸収されていきます。

ですが、あまりにも多い量が分泌されてしまうと、膝に不快感や痛みが出てくるので、関節の中の水を注射で抜きます。

注射で過剰に分泌された関節液を抜くことによって、一時的に膝の炎症を抑えることができます。

正常な関節液は、色がなく、無色透明な液体です。ですが、炎症を起こしている場合は、少し黄色い液体がでてきます。

靭帯や半月板などが損傷している場合は、血が混じって赤くなることも多いです。

関節の中で擦り減った軟骨のカスが、液体のなかに出てくることもあります。

【注射後の注意事項】

・注射後はお医者さんの指示に従って病院内で安静にする
・注射後はなるだけ激しい運動は避けるようにする
・注射したところを揉んだり、さすったりしない
・注射後はバイキンが入らないように清潔な状態にする
・注射後に膝の痛みや熱っぽさを感じたら、すぐに医師に相談する

 

「膝の水を抜くと癖になるというのは本当か?」

よく膝の水を抜くと癖になると言われていますが、実際のところ、そんなことはありません。

水を抜いた後に、再び水が溜まるのは、継続して炎症が続いているからです。

大切なことは、いち早く炎症を鎮めることです。

水を抜く作業は炎症を一時的に緩和するだけであって、そこからのケアが重要です。

基本的に膝の炎症が起きているときというのは、熱を持っています。

熱を引かせるためには、アイシングがかなり有効的です。

 

◆関節水腫のなかでも特に注意をしたほうがいい症状

関節水腫のなかでも、なるだけ早くに病院で詳しく検査したほうがいい症状があります。

それはスポーツや事故などの外傷で、膝を負傷してしまった場合です。

これは、私個人の経験になるんですが、サッカーの接触プレーで右膝を負傷したことがあります。

そのときに関節水腫があって、整形外科医院で水を抜いたりしてもらっていたんですが、炎症が全く収まらず、歩けない日が続いていました。

レントゲンの結果では骨には異常がなかったんですが、膝がガクッと外れて脱臼すると、絶えず膝が腫れていました。

これは、まずいと思い、紹介状を書いてもらって、膝の名医がいる病院を受診しましたが、そこの先生が私の膝の症状を聴いて全く問題ないと言って素っ気なく帰された経験があります。

ですが、何度も膝がガクッと脱臼して激痛が走っていましたから、もうこれは限界だということで、有名なスポーツ整形外科を受信しました。

そして、そこでMRI検査をしたところ、かなり大きな関節軟骨の骨片が剥がれていて、それが関節内で動いていることが判明したのです。

結局、このまま放っておくと大丈夫な組織まで大きく傷ついてしまうということで、関節鏡を使った関節鏡手術を受けました。

手術の目的は、関節ねずみを取り除くことと、外側にあるササクレになった外側半月板をキレイにハサミで切除するというものでした。

手術を受けた後は、びっくりするくらいに膝に熱を持って腫れていましたが、理学療法士さんによる鬼のリハビリテーションと、アイシングの徹底で、半年後にサッカーを再開させられるまでになりました。

ということで、どれだけ優秀な医療機関でも、膝の名医が忙しかったり、機嫌が悪かったりすると、診断ミスが生まれたりする可能性があるということです。

この記事を通して、一人でも多くの方に病院選びの大切さが伝われば嬉しいです。

スポーツや事故などで関節水腫が起きた場合は、レントゲンだけでなく、必ずMRI検査も受けたほうがいいです。

私のようにMRI検査を1回受けても、関節ねずみが隠れてしまって、医師の目から確認出来ないこともあります。

納得いくまで親身に検査をしてくれる医療機関を受診できるのがベストですね。

 

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