【変形性膝関節症とロコモの関連性】社会現象化しつつあるロコモをどのように捉えるか

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最近、ロコモティブシンドロームやロコモ症候群といった言葉をよく耳にするようになりました。

 

ロコモティブシンドロームとは英語で直訳すると運動器症候群です。

 

名前のとおり、ロコモティブシンドロームは日常生活のなかで頻繁に使われる、膝や股関節などの運動器の機能が著しく低下することを意味します。

 

そしていま、ロコモティブシンドローム関連の健康市場は年々拡大傾向にあり、2016年度のロコモ市場は前年度比7%増の1354億円にまでなっています。

 

社会現象化しているロコモティブシンドロームですが、このロコモ市場と密接に関わりがあるのが変形性膝関節症です。

 

今回はロコモティブシンドロームの解説と、ロコモティブシンドロームの普及運動によって、世の中でどのような現象が起きているのかを解説していきます。

 

最後に、ロコモティブシンドロームという言葉に対しての私自身の客観的な見解も書かせていただきます。

 

ロコモティブシンドロームって、そもそも何なの?

 

ロコモティブシンドロームは日本整形外科学会が今から10年前の2007年に作った和製名称です。

 

ピンピンコロリなんて言葉をテレビの健康番組や健康冊子などでよく見かけると思いますが、この言葉はロコモティブシンドロームの関連キーワードのようなものです。

 

ようするに死ぬ間際まで元気で過ごしましょうということですね。

 

たしかに寝たきりにならずに死ぬ間際まで元気に過ごせたら、介護にかかるお金を節約できるので、医療費の負担額を大幅に減らすことができます。

 

ロコモティブシンドロームという言葉が作られた背景

 

年を重ねていくと体力は衰え、やがて自分の力で立つ歩くなどの基本的な動作をするのが難しくなってきます。

 

そうなると寝たきりでの生活を強いられ、誰かに介護をされながら、死ぬまでずっと布団やベッドのなかで過ごすことになります。

 

ロコモティブシンドロームは、寝たきりにならずに健康的に長生きできる人を増やすために、日本整形外科学会が意図的に作った言葉です。

 

現在は厚生労働省が日本整形外科学会と手を組んで、ロコモティブシンドロームを国民一人一人に認知させていくための普及運動をしています。

 

なぜ、このような普及運動がなされているかというと、超少子高齢化の影響で高年齢者の医療費が大きくかかってくると、国に4割もの大きな医療費がかかるからです。

 

医療費を削減しようとしたときに、手っ取り早く削減できるのが、高齢者を寝たきりにさせずに健康寿命を引き上げることだったのです。

 

ちなみに高齢者の医療費は若年層の医療費に比べて5倍くらいかかっています。

 

寝たきりにならない人を増やしたり、寝たきりになる期間を短縮させることができたら、医療費を大幅に削減させることができます。

 

ということでロコモティブシンドロームという言葉は、医療費を削減させるために国が必死のパッチで作った言葉だと解釈していいでしょう。

 

ロコモティブシンドロームで経済が活性?!

 

2007年にロコモティブシンドロームという言葉が発足してから10年という月日が経ちますが、最近になってロコモティブシンドロームに関連する健康市場が潤ってきています。

 

昨今、死ぬまで健康的な毎日を送りたいと強く願っているアクティブシニア層が増加してきたことで、健康産業、とくにサプリメント産業が大きく成長しています。

 

科学的根拠で消費者の信頼を勝ち取る機能性表示食品制度

 

最近では、消費者庁によってスタートした機能性表示食品制度によって、大手健康食品メーカーが製品エビデンスを積極的に取得する動きをみせています。

 

機能性表示食品制度とは、消費者が広告媒体や商品訴求に躍らされることなく、自主的かつ合理的に商品を選択できるようにスタートした消費者を守るための制度です。

 

やはり、これだけアクティブシニア層が増えているわけですから、健康食品に関してのニーズは年々高くなっています。

 

そして消費者が賢く商品を選択できるように、特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品よりも遥かに信用できる商品として、機能性表示食品というカテゴリを作ったというわけです。

 

資本のある健康食品メーカーは、次々と機能性表示食品制度を導入する動きをみせています。

 

少し前に世間を騒がせた水素水などの効能効果が確実に謳えない製品などを扱う健康食品会社は、今後ますます苦しくなることが予測されます。

 

変形性ひざ関節症は日本人の民族病になりつつある

 

あまり喜ばしい話ではありませんが、いま日本で変形性ひざ関節症の患者数が激増しています。

 

変形性ひざ関節症とは、膝の関節を構成している軟骨がすり減り、骨と骨がぶつかることで膝が変形する、痛みをともなう膝疾患です。

 

実際に変形性膝関節症と診断された患者数は少なく見積もっても1000万人近くいるといわれています。

 

医療機関を受診していない潜在的な患者の数も合わせると3000万人以上近くが変形性膝関節症の予備軍です。

 

なぜこれだけ変形性膝関節症の患者数が増えるのかというと、単純に65歳以上の高齢者の方の数が増えているからです。

 

総務省統計局の公式データによると、65歳以上の人口が平成28年9月15日時点で過去最高の推計3461万人と発表されています。

 

日本の人口比率になおすと全体の約3割近くが65歳以上ということになります。

 

ロコモの大きな原因とされている変形性膝関節症

 

ロコモティブシンドロームの原因となる変形性膝関節症。

 

変形性膝関節症の症状の重さは初期、中期、後期と全部で3段階に分かれています。

 

中期〜後期くらいになると、日常生活での立つ、歩くといった基本的な動作ができなくなります。

 

冒頭でもお話ししましたが、ロコモティブシンドロームは運動器の機能が著しく低下することでした。

 

そして日常生活が思うようにできなくなり介護を必要とした時にロコモティブシンドロームが確定します。

 

つまり変形性膝関節症はロコモティブシンドロームと密接に関わっているということになります。

 

変形性膝関節症以外にもロコモティブシンドロームは、変形性股関節症、関節リウマチ、線維筋痛症などが原因になって起こります。

 

そのなかでもとくに患者数の多い変形性膝関節症は、ロコモティブシンドロームの普及運動によって、健康市場に大きな経済効果をもたらしています。

 

ロコモティブシンドロームが健康産業にもたらす経済効果

 

厚生労働省や日本整形外科学会がロコモティブシンドロームの普及運動を実施することで、各企業がロコモティブシンドロームを題材にした製品やサービスを開発し、消費者に提供しています。

 

実際に、ロコモの普及運動によって変形性膝関節症などのロコモ予備軍の人たちが、ロコモティブシンドロームを未然に防ごうということで、フィットネスクラブで筋肉トレーニングや水泳に通っています。

 

ロコモティブシンドロームという造語が作られたことによって、痛みに我慢強い日本人が、手遅れになる前に健康面を見直しているのは素晴らしいことだと思います。

 

ロコモティブシンドロームという言葉に対しての私自身の印象

 

では最後に、私からみたロコモティブシンドロームという言葉に対しての印象をお話します。

 

わたしが大切にしていることは、何でもかんでも情報を鵜呑みにしないということです。

 

とくに国の政策には間違いなく意図があるので、すぐには信じずに必ずその背景を探るようにします。

 

2005年に日本肥満学会が作ったメタボリックシンドロームは、まさに国の意図が見え隠れする策略的な政策でした。

 

肥満患者を少なくすれば医療費を2兆円近く削減できるという大義名分を掲げて、テレビや新聞などのメディアを通じてメタボリックシンドロームの普及運動が大々的に実施されていました。

 

ですが結局のところ、病院に行かなくてもいいような人までメタボリックシンドロームの検査に行って、払わなくていい診療代や飲まなくていい薬を飲んで、医療費がさらに5~6兆円増加していくことが危惧されています。

 

ある有名なジャーナリストは、メタボリックシンドロームは医学界や、製薬会社、厚生労働省が癒着して作り上げたものだと暴露し、実際に起きていた天下り関係の詳細についても事細かに話しています。

 

マイナンバー制度なんかも、税金を払っていない一部の人にフォーカスしたことで、真面目に税金を払っている大多数の人たちが個人情報の開示を迫られることになったひとつの例かもしれませんね。

 

陰謀論などを話すつもりはありませんが、日本整形外科学会が厚生労働省と一緒に悪事を働いているのであれば残念です。

 

表上では、医療費削減と言いつつ、全くロコモティブシンドロームに該当しない人を整形外科医院に通わせ、受ける必要のない診療代を払わせていたとしたら、、、

 

変形性膝関節症じゃない人に不用意にX線検査を受けさせ、軟骨がすり減っていると言っていたら、、、

 

考えものですね。苦笑

 

個人的にはロコモティブシンドロームはメタボリックシンドロームと同じような匂いがしていると感じます。

 

ただ、筋肉が減少することで関節がもろくなるのは間違いないことですし、寝たきりにならないように日頃から筋肉の材料となるタンパク質を摂取して、適度にカラダを動かすことはとても大切なことです。

 

なんでもかんでもロコモという言葉に惑わされずに、必要な情報を賢く取り入れていけるといいですね。

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