失われた半月板が再生する時代がついに到来!既に臨床試験がスタート

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半月板損傷で、膝に重い症状を抱えている人に朗報です!

変形性膝関節症や半月板損傷で悩んでいる方にとっては、とてつもないビッグニュースになるのですが、失われた半月板が再生医療によって、新たに再生できることが東京医科歯科大学の研究によって明らかになりました。

東京医科歯科大学の関矢一郎教授が、膝の関節液や軟骨に栄養を送り届ける滑膜に着目した結果、滑膜の一部をとって幹細胞を培養することに成功。

2週間ほどの培養期間を経て、損傷した半月板に培養した幹細胞を移植すると、半月板が再生するという素晴らしい結果が出ています。

変形性膝関節症で悩んでいる人や、激しいスポーツをしている人は、半月板が引きちぎれていたり、激しく摩耗しているために、これまでは半月板損傷切除術といって、半月板を切除する形しか方法がありませんでした。

軽度の損傷の場合や半月板に血液が流れている外縁の部分だけは、切れた部分を糸で繋ぎ合わせる縫合術という手術が選択されていたのですが、今後の手術方式が大きく変わっていきそうですよね。

まさに半月板損傷で悩み苦しむ人にとって、半月板の再生医療は助け舟になることは間違いありません。

今回の臨床試験では既に患者5人の半月板が再生して、関節痛が改善されているということなので、臨床試験による効果は実証済みということになります。

移植してから完全に半月板が再生するまでにかかる期間は約1年ほどで、東京医科歯科大学の臨床試験管理センターに問い合わせれば治験に参加できるとのことです。

試験管理センターへの電話番号も公表されていて、03-5803-5612ということなので、半月板損傷で重い関節炎に悩まされている方が居たら、治験に参加するのも1つの手ですね。

ちなみに、東京医科歯科大学が国に薬事承認してもらうための動きに出ているので、あと5年くらいしたら半月板損傷の再生療法は当たり前の手術スタイルになるかと思います。

半月板損傷の再生医学が定着したら、どうなるのか想像してみた

わたしも過去に半月板損傷の切除術で、半月板を切り取っています。

半月板を失うと、やはり膝のなかの感覚は日によって違いますし、痛みはなかったとしても不快な感覚や違和感を覚えることがあります。

おそらくですが、有効性と安全性が確認されて国に薬事承認されれば、従来行われていた半月板損傷の切除術という方式が廃止になるかと思います。

それといちばん大きいのは半月板を温存することによって、軟骨の摩耗がなくなって変形性膝関節症になる人が劇的に少なくなる現象が起きると思います。

現在、半月板損傷で膝に痛みを訴えている人が国内に400万人以上もいますし、変形性膝関節症であれば40代以降で3000万人くらい居ると報告されています。

そういった膝の不快な症状で悩んでいる方にとっては、半月板の再生手術はノアの箱舟のような存在になるかもしれません。

スポーツ選手の競技寿命が大幅に増加する

非常に能力のあるプロスポーツ選手が半月板を損傷して、引退を余儀なくされたケースはこれまでにたくさんありました。

半月板さえ損傷してなかったら、あと5年くらいは第一線でプレーしていたんじゃないかと思えるような選手もいます。

そういったプロアスリート達が、半月板損傷の再生医療の恩恵を大いに受けることになりそうですよね。

本来は切除するはずの半月板を温存して再生できるわけですから、確実に競技寿命が伸びるはずです。

わたしの場合はサッカーをしているので、半月板損傷が原因でプロ生活にピリオドを打ったサッカー選手を数多く知っています。

もしかしたら、引退をした選手でさえも半月板損傷の再生療法によって、再びプロ生活にカムバックしてくるかもしれません。

人工膝関節置換術が必要なくなる

今後さらに、再生医療のクオリティが向上してくれば、半月板の再生だけでなく、膝の軟骨や関節面の再生も可能になってくるかもしれません。

現在は、軟骨がすり減って膝が大きく変形した時は、人工膝関節置換術といった人工の膝関節を使った手術を採用しています。

ですが、これから再生医学に関しての研究が更に進んでいけば、もしかしたら人工膝関節に頼らない再生手術が確立されてくるかもしれません。

人工膝関節置換術がなくなれば、オートメーション化がどんどん進んで、人工膝関節置換術を執刀する専門医が必要なくなる可能性も充分に考えられます。

テクノロジーが進歩して、医療業界の未来がどんどん明るくなっています。

再生医学に関する今後の動向を引き続きチェックしていきたいと思います。

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