スポーツによる怪我や事故などではなく、なにもしていないのに急に膝にチカラが入らなくなった。。

なにも思い当たるフシがないのに、膝にチカラが入らなくなると不安になりますよね。

膝にチカラが入らなくなったときに疑われる症状はいくつか存在しています。

・ギランバレー症候群

・脳梗塞 

・パーキンソン病

・関節リウマチ

・自律神経失調症

・かっけ

ざっと挙げるとこのような症状が、膝にチカラを入らなくさせる原因になります。

とくに気をつけないといけないのが、ギランバレー症候群と脳梗塞です。

ギランバレー症候群の特徴

ギランバレー症候群は、難病指定されていて、末梢神経が細菌感染によって痛む病気です。

細菌と末梢神経の表面が酷似していることから、誤作動で免疫反応が暴走し末梢神経を攻撃します。

急速的に症状が悪化するため、手足が痺れている状態から数時間後には膝にチカラが入らなくなることもあります。

ギランバレー症候群が確認される確率は10万人に2人と低いですが、手足に急にチカラが入らなくなったときは直ぐに神経内科を受診してください。

脳梗塞

脳梗塞も手足の痺れや麻痺などが起きるので、ギランバレー症候群と似たようなところがありますが、決定的に違うのが脳の血管が詰まるというところです。

がん、心筋梗塞、脳卒中は三代疾患として認知されてますが、脳梗塞の場合も早急に病院に行く必要があります。

私の父も脳出血でシャワーを浴びている時に倒れましたが、自分でなんとか意識を振り絞って救急車を呼んだことで一命を取り止めました。

今でも重度の麻痺が残っていますが、生きてくれてて本当に良かったと思います。

毎年約25万人以上の人が脳卒中で倒れていて、そのうちの約3割が寝たきりになっているという事実は想像以上に深刻です。

手足のしびれや足に力が入らないなどの症状が現れたときは脳梗塞や脳出血の可能性もあるので、自己判断はせずにすぐに専門機関を受診しましょう。

パーキンソン病

手足がブルブルと震えて上手くものをつかめなくなる症状は、パーキンソン病になっても現れます。

パーキンソン病もまた、脳の代謝異常によって、神経に異常がでることで起こります。

特徴としては、安静にしていてもカタカタと手足が小刻みに震える振戦(しんせん)という症状が出てきます。

あとは動作がゆっくりになって、文字が書けなくなったり、膝の関節が硬くなって歩くスピードが遅くなったりもします。

膝にチカラが入らないというよりかは、ぎこちなくなって動きが固く、重たい感覚になることが多いようですね。

パーキンソン病の診断はMRIとCTで脳の画像を撮影し、脳腫瘍や脳血管に異常がないか確認します。

もし、異常が見受けられなければ、パーキンソン病という診断結果となります。

関節リウマチ

関節リウマチは、免疫システムに異常が起きて、大丈夫な関節まで破壊されてしまう病です。

リウマチの初期症状は関節の痛みやこわばりです。

もし膝に力が入らなくなったときに関節にこわばるような感覚や痛みがあったらリウマチの可能性も考えられます。

症状が軽い人も含めるとリウマチで悩んでいる人は全国で300万人近くあるとされています。

リウマチの治療は抗リウマチ薬やステロイドを使いますが、手足に力が入らなくなったり、関節の変形などが進んで日常生活に大きな支障をきたす場合は手術を検討します。

自立神経失調症

自立神経失調症とは、神経のバランスが乱れ、自分の体を上手くコントロールできなくなる不定愁訴のことを指します。

自立神経は交感神経と副交感神経の2つに分かれていて、日中活動的になるときは交感神経が働き、夜寝るときや食事をしているときは副交感神経が働きます。

明確な診断基準がないですが、不定愁訴を訴える多くの人が自立神経失調症で苦しんでいます。

症状は個々人で異なりますが、ありとあらゆる不調が全身に及ぶため厄介です。

不定愁訴は多岐にわたりますが、膝に力が入らず痛くなったり、関節が緩くなったりします。

血液検査や脳の画像診断など全身の検査をしても異常が見つからないときは自立神経失調症を疑います。

ただし、自分で自立神経失調症だと自己判断することは重大な病気を見落としてしまう原因にもなりかねません。

不定愁訴が続いている場合は、精密検査などを受けるようにしましょう。

脚気(かっけ)

脚気によっても、膝に力が入らない症状が出ることがあります。

ビタミンB1が不足することで、脚気の症状が起きます。

現代人は栄養過多の状況が続いているので、脚気になる人は少ないように思えるかもしれません。

ですが、ビタミンB1不足で、病院に運ばれ脚気と診断されている人は結構多くいます。

インスタントラーメンなどのカップ麺などを常食している若者などは脚気になりやすいと言えます。

カップ麺にはビタミンやミネラルなどはほとんど入っていません。

なので、カップ麺から炭水化物を摂取すると深刻なビタミンB1不足が起こるわけです。

炭水化物ばかり食べている人は食生活を改める必要がありますね。

脚気の症状は、まず食欲不振から始まります。

症状が進むと全身に倦怠感が現れて、腰から下が鉛のように重くなります。

食生活に問題があって、足がむくんで力が入らない状態であれば脚気を疑いましょう。